TOEIC　で以前疑問に思っていたこと

この記事の続きになります。

 

TOEICのスコアについて以前疑問だったのは

Listening と　Reading　の平均スコアのGap（溝・隔たり・違い）

です。正確にはTOEICのホームページに出ていますのでご参照ください。

Listeningがおよそ３２０前後で ,while（一方）Readingは260前後です。

 

なぜ不思議なのかといえば、お分かりですね。学生時代に重視していたはずの

ReadingよりListeningの方がかなり平均点が高いのです。

 

これには考えられる理由がいくつかあります。

 

①　TOEIC　という試験の難度がそれほど高くはないということ。

 

TOEICでも英検と同様に

 

Listening　＜　Reading   という図式が成り立ちます。

 

TOEIC の Listeningは少し速く聞こえるとはいえ、それほど緩急も

ありませんし、語彙レヴェルも高くありませんし、高い理解力も要求

されていません。日本語訳を見てもらえればすぐ分かりますね。また

長さもありません。ですからとっつきやすいのかもしれませんね

 

②　学生時代に重視していたとはずのReading力のレヴェル自体が大したものでは

なかったということ

 

Readingスピードという点でも、読解力という点でも？？？疑問符が

付きますね。従来通りの日本の学生が行ってきた英語の学習法を積み重ねて

「英語が得意だ!」と声を上げて言える方はどれほどいるのか？　何度でも

言いますが、

 

音を重視しない、Logicを重視しない　英語学習で何が得られるのか？

 

 

とはいえ、あまりにもListening と　Reading　の平均スコアのGap　

が大きいために、いろいろ調べてみたのです。そこで分かったのが

 

③　Listening で力尽きて、Readingでは諦めてしまった…….

 

TOEICはまず４５（４６）分のListeningから入ります。

そこで集中力、持久力ともに使い果たしてしまうという受験者が

多いようです。特にReadingよりListeningの方が得意という

わけでもないそうです。

 

ということは試験の順番を逆にしたら、すなわちReadingが先だったら、結果は入れ替わっているかもしれません。しかし順番が変わるというアナウンスはありません。

 

もう少しListeningが楽にできるようになれば…

 

Readingももっと速く、正確に、楽にできたら….

 

 

そんな声に答えられるようにTOEICの授業もしております。

 

Listening 能力も高めつつ同時にReading 能力も高められます。両者を関連付けた方が両者共に伸ばせます。

 

You’ve got so much power inside. So you can make it!