大学入試の長文読解 導入部分をしっかり読もう! 慶応SFC
2016/12/06
Some people think that science and common sense are alike because science is a systematic and controlled extension of common sense, which is, in turn, a series of concepts and conceptual schemes satisfactory for practical uses. But science and common sense differ in two significant ways. First, ~
いきなりですが、これは2008年慶応大学総合政策学部(いわゆるSFC)で出題された英文の冒頭です。このIntroduction(導入)をしっかり読み、把握することが非常に重要になります。
英語の長文が苦手な生徒は
「読んでいくうちに最初の方を忘れてしまう…..」
「よくわからなくなって何度も読み返してしまう…」
と言うことも多いようですが、Introduction(導入)をしっかり読み、把握することによってこのような問題は解消されます。ではどう読むのでしょうか?
まず出だしが非常にわかりやすく書かれていますね。
Some people think that ~
一部の人々は考えている/~と考えるものもいる。
不特定のsome peopleですから一般ですね。ですから一般がthinkしているthat以下には一般論が書かれています。一般論を読むと
science and common sense are alike/because ~
科学と常識はよく似ている/ なぜなら~から
一般:科学 = 常識 ← 理由
書き手は一般論を伝えたいわけではなく、一般論を出すことでさりげなく?主題を示しその後自分の主張・伝えたいことに持っていこうとします。そのきっかけが次の
But ですね。いわゆる逆接ですね。前後で何かと何かが反対になっているはずです。
それでは質問です。but 以前と but以降で 何と何が反対⇔になっているでしょうか?
次回はここから説明します。
理解が変われば見える世界がまるで変わってきますよ。真剣に長文読解に取り組みたい生徒の皆様、ぜひ当塾にいらして下さいね。
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