大学受験 長文読解 論の展開を考えよう 英語を話したら相手にムッとされちゃった Part II
2017/03/05
What do you want me to do?
ワドゥュウォンミトゥドゥ
私に何をしてほしいわけ~?
両手を開いてポーズをとっている姿が想像できますか?
こんな感じです。(モデルがいなかったので、僕です。ちょっと恥ずかしー)
(日本人ならこんなとき黙って、ある意味無表情の
「笑顔」を持って迎え入れているかもしれませんね)
はっと、我に返った僕は、
いかん!状況説明・理由付けが先に来てしまった。
逆だ!と思い、
I would like you to help me decide which courses to take.
僕はあなたにどの授業を取ったらいいのか手伝ってほしいんです。
みたいなことをストレートに言ったら、
一転笑顔でその女性は (今回は僕の出番なし)
I’m here to help YOU.
(あなたを助けるために私はここにいるのよ。)
と言ってくれました。
ついつい日本人って自分の状況説明から入って、
相手に問題点(a problem)を察してほしい光線
(どんな光線じゃ?)
を出すことが多いですが、それでは、欧米人は
ムッとすることが多いようです。
あくまで、状況設定が決まっているなら
(ここでは、学部の相談所)
① 主張・論点・言いたいこと・要求
などを先に言い、
② 理由付け・具体化・根拠/サポート
を後からする
ということを忘れないようにしたほうがいいでしょう。
この論の展開の違い(gap)に気付かずに長文読解が
できない生徒が非常に多いのです。自分で気づいて
いないのでなお難しい問題です。
さらに言えば、いわゆる自由英作文でも具体的な理由
や状況説明を先に書いてしまい、論点を示せず、
尻すぼみになってしまう人も多いですね。
順番を変えるだけで、上手くいくことが多いのです。
意識して練習していきましょう。
なお、その女性は一通り説明した後で、
But it’s up to YOU.
(でもあなた次第よ)
と言いました。
この It’s up to you. もよく使うし、使われますが、
不安があり、自分に自信がないときは、
「うそ~ 助けてよ」と思わせる
いやな言葉に聞こえますが
不安がなく、自分に自信があるときには、
『俺に任せて!俺やるよ!』と思わせてくれる
良い言葉に聞こえます。
なるべく自信(confidence)を持って
It’s up to you. と言われたら、
You can count on me.
(俺を当てにしてくれ。任せておいてくれ)
と言えるようになりたいものですよね。
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