高校1年・2年コース
料金については、「各コース料金」をご覧下さい。
大学への推薦入学を希望する高校生の皆さんはこちらもご覧下さい。
多くの人が中学時代は、(場合によっては高校時代も)英語を日本語に訳してから内容が分かる(ような気がする)という作業を繰り返していることでしょう。しかし、これは理的レヴェルの低い文章を扱っているからに過ぎません。そのため高3になり受験勉強をしはじめるとよく聞かれる言葉ですが、「この英文、日本語にしても分からない。」ということになるのです。
これには、いくつかの理由が存在します。
1つめは、 訳が分かりづらいということです。
多くの受験生向けの日本語訳は、内容を理解してその内容にあった日本語訳を使うというよりも、構文を返り読みしたものを訳として与えているに過ぎないのです。
2つめは、 英語が伝えてくるメッセージをしっかり理解していないためです。
訳で理解しようとするのではなく、概念/イメージで理解すべきなのです。
3つめは、 英語が伝えてくるメッセージをしっかり理解していないためです。
訳で漠然と理解しようとするのではなく、書き手、話し手が何を目的としてどのように何を伝えようとしているか考えていますか?
そこでランゲージスクール航では、
- 英語を英語で考える前段階として、日本語は訳のためではなく、概念を説明するために使うことだということを教えます。
- 英語は“見たもの”を描写する表現が多いです。ですから英語のイメージ化を教えます。
- Logic(symmetrical, or critical thinking=論理),Rhetoric(論の展開、どう相手を説得していくか)を学ぶことを意図したアプローチをしていきます。
また逆に、英語そのものを身につけたいならば、もっともっと言語の習得の土台へと立ち返らなければなりません。もっともっと言語の習得には「音」を使うべきです。「よく聞き、よく話す」その土台があってこそ「読み書き」が活かされるのです。
書き言葉(written language)はなくても、話し言葉(spoken language)のない文化、社会はありません。子供の頃どのように母語である日本語を身につけたのか考えてみましょう。大人の知力を利用すること(日本語を有効活用して外国語を学ぶこと)と根本的に言語を身につけようとすることをごちゃ混ぜにしてはいけないのです。当校では、英語の発音、発声、リズム等をどう体得するかもお教えします。
受験勉強と合わせて長い時間英語を勉強しているのに、なぜ英語が話せない、なぜ使えない!と嘆く前に(そう思っているだけで、実際には言語習得の過程、理論に従って学習している人がいかに少ないことか)英語の学習、さらには英語を通じて学んでいくという経験を当校でしてみませんか?きっと期待以上の成果があらわれることでしょう。
講座1 高1コース
英語をall roundに扱います。(文法・語法・熟語・長文、リスニング)。語彙(英単語、英熟語)は英検準2級レヴェルが満点を取れるように、長文のレヴェルは英検2級レヴェルの文章を明確に理解し、解答することを目標とします。
言語の習得には「音」を利用した学習が不可欠である。英語の発音、発声、リズムを覚え、積極的に聞き話す姿勢を身につけるべきである。
どちらかといえば、高1生向けですが、高2生でも英語に自信のない人は、受講可能です。
講座2 高2コース
英語をall roundに扱います。(文法・語法・熟語・長文、リスニング)。語彙(英単語、英熟語)は英検2級レヴェルが満点を取れるように、長文のレヴェルは英検準1級レヴェルの文章を明確に理解し、解答することを目標とします。さらにその上で、上のレヴェルのもの、概念的に難しいものに取り組んでいきます。どちらかといえば、高2生向けですが、高1生でも英語に自信のある生徒、さらに上を目指したいという生徒は受講可能です。
高校生コースの皆さんは、要望があれば、中学生ハイレヴェル向け塾用教材 (市販のものより問題数が多く、同じような事を少し変化を加えながら繰り返し学べる教材)を使って基礎を徹底することもできます。また、学校における中間・期末対策もしっかりとしておきたいという人には、英語や英語以外のその他の教科につきましてもそれぞれの学校で使用している教科書の教科書ガイド(問題付き)を購入し、分からない箇所の質問等をすることが可能です。
―英検を指標・素材に選ぶ理由―
1.資格試験を1つの目標とすることで、計画も立てやすく、モチベーションが高まるということが
多いようです。また、自分の英語力が有る程度分かるというのも魅力となります。
2.長文に関していえば、文体を揃えていること(logic/rhetoricを身につけられる)と、科学的なもの、知的好奇心をそそるものが多い(知識、教養を身につけられる)ということも大きな魅力となります。
特に大学合格を目指す方(センター試験との共通点も多い)、将来本気で英語を使っていこうという方にはうまく活用してほしいと思います。
ただし、準2級、2級の場合、受かるだけですと、6割強で合格してしまうことが多く、本当には上記のようなことが身についていないということが多々見受けられるので、ご注意下さい。下手に受かってしまったために英語の勉強をしなくなるということも実際あります。
当校では素材を深く理解し、活用・運用できるように学習していきます。実力と結果が伴うように取り組んでいきましょう。